学生支援
第171回明専塾(九州電力)開催報告書
1.概要
電力業界を取り巻く環境の変化を踏まえた当社の会社概要や今後の展望、また、日頃の業務経験を踏まえた学生へのメッセージについて、入社2年目の若手社員から中堅社員までの幅広い年代の九工大卒業生よりご紹介しました。
当社は「電力」というイメージが強く、「電気」出身の卒業生が多数在籍していると思われることが多いが、実際には「電気」以外の卒業生も数多く活躍しているおり、講演では最新技術の適用や学生時代の経験の会社での活用法など熱のこもった講演に、大変興味深く聞いていただき、企業で働くことを具体的にイメージして頂けたと思います。終了後の懇親会でも学生と大いに交流できました。
2.講演会
講演会は16:20から戸畑キャンパス 中村記念館2F多目的ホールにて行われ、
学生34名、教職員2名、企業様6名の合計42名にご参加いただき、
熱心に講演を聞いて頂きました。
①16:20~16:40 「老朽化送電設備との戦い ~設備改修の高度化~」
送配電カンパニー 北九州送配電統括センター 電力部 送電グループ
木下 智志 氏(電電子H23卒)
②16:40~17:00 「配電部門の役割と使命」
送配電カンパニー 配電本部 配電設備建設グループ
東小路 政史 氏(電電子H20卒)
③17 : 00~17:20 「システム企画部門の役割と取組み」
テクニカルソリューション統括本部 情報通信本部 ITソリューショングループ
大塚 康裕 氏 (情生H21卒)
④17:20~17:40 「九電の土木建築ってなにするところ?
~土木建築部門の役割と使命~」
テクニカルソリューション統括本部 土木建築本部 設計・解析グループ
篠川 慧 氏 (建建H27卒)
⑤17:40~18:00 「九州電力で働いてきたことを通して
~今後の展望と技術開発に向けた取組み~」
テクニカルソリューション統括本部 総合研究所 研究企画グループ
縄田 能久 氏 (電電H14卒)
⑥18:00~18:15 質疑応答
3.懇親会
懇親会は、18:20から百周年中村記念館1Fフォーラムにて行われ、
学生29名、教職員他3名、企業7名の合計39名が参加しました。
4.明専塾を開催しての感想
講演会で真剣に聴講頂いたこと、また、懇親会で様々な質問を頂いたことに感謝しております。当社の明専塾は平成28年4月(第111回)以来、約2年9か月ぶりの開催となりましたが、多くの学生に参加いただきましたことを嬉しく感じております。当日参加した卒業生も初心を思い出し、また、学生に伝えることの重要さを実感し、お互いに良い機会になったと思います。懇親会では、つっこんだ質問を頂き、ざっくばらんに意見交換ができたのではないかと思います。
今回、明専塾の開催にあたり、ご対応いただきました大学及び明専会の関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
5.在学生へ一言
様々な人と多く関わりを持つようにしてください。就職だけではなく、その先の会社人生を送る中で、一人で悩んでも解決しないことは数多くあります。自分でじっくり考えることも大切ですが、卒業生を含め周囲の人に相談・質問するのも重要・不可欠だと思います。特に、実社会で活躍する先輩から直接、話が聴ける明専塾は他の大学ではない取組みですので、この機会をぜひ活用して下さい。
これからも様々な場面でサポートはしていきたいと思いますので、今後も明専塾や先生方を通してどうぞご連絡下さい。
6.世話人
大学: 工学研究院 教授 白土 竜一 氏
企業: 九州電力(株)テクニカルソリューション統括本部
総合研究所 研究企画グループ 縄田 能久 氏(電電H14卒) 他6名