学生支援
第178回明専塾(三井ハイテック)
1.概要
三井ハイテックは北九州市で創業し、現在も北九州市に本社を置く創業70周年を迎えた金型メーカーです。今回の講演では、当社4つの事業のうち、金型、リードフレーム、モーターコアに関連する部署のOBより、事業内容と各OBが入社後に経験したこと、そして学生の皆さんへのメッセージをお伝えしました。最後は、九工大(明専)出身の多くの人命を救った気象学者「藤田哲也博士」についての講演で幕を降ろしました。
2.講演会
講演会には16:20から戸畑キャンパス 百周年中村記念館2F多目的ホールにて行われ、
学生42名、教職員他2名、企業5名の計49名に参加いただき、
熱心に講演を聞いて頂きました。
① 16:20~16:35 「三井ハイテックの概要と技術について」
所属 リードフレーム事業本部 主幹技師 南 正貴 氏(二機57)
② 16:35~16:55
「画像処理を用いた検査手法について ~社会人ドクター取得までの道~」
所属 リードフレーム事業本部 技術統轄部 技術主事 中村 良治 氏(電子H17 西垣研究室)
③ 16 : 55~17:15
「三井ハイテックの超精密加工技術とモーターコアについて」
所属 モーターコア事業本部 モーターコア技術統轄部 白井 淳 氏(物マH21 廣田研究室)
④ 17:15~17:35
「入社7年目を迎えて ~30代目前になって思う 学生時代に知りたかったこと~」
所属 金型事業部 IC金型技術部 下澤 優太 氏(マテH25 秋山研究室)
⑤ 17:35~17:55
「Mr.トルネード 気象学で世界を救った男 ~藤田哲也、生誕100年~」
所属 リードフレーム事業本部 主幹技師 南 正貴 氏(二機57)
⑥ 17:55~18:05 質疑応答
3.懇親会
懇親会は、18:00から百周年中村記念館1Fフォーラムにて行われ、
学生27名、教職員他5名、企業5名の合計37名が参加しました。
4.明専塾を開催しての感想
久しぶりに母校の後輩たちと接し、元気を貰えました。バックグラウンドの異なる社員の協力を得ることができたため、皆さんには様々な視点をお伝え出来たのではないかと思っています。懇親会では多くの質問をいただき、非常に有意義な時間となりました。最後になりますが、今回貴重な機会をご提供いただきましたこと、開催までご尽力いただきましたことに対し、大学・明専会関係者の皆様に深く感謝いたします。
5.在学生へ一言
お忙しい中ご参加いただきありがとうございました。今回皆さんには、一つの会社でも様々なフィールドがあり、意志次第でいかようにも自身のキャリアは描けることを伝えたいと思っていたのですが、多少はその思いを達成できたのではないかと思っています。明専塾は視野を広げる良い機会だと思いますし、九工大には明専時代から人が育つ良い環境があると思います。このような機会を活用しながら「技術に堪能なる志君子」を目指し、更に充実した学生生活を送ってください。
6.世話人
大学: 工学研究院 教授 白土竜一
企業: ㈱三井ハイテック リードフレーム事業本部 主幹技師 南 正貴 氏(二機57)他4名