一般社団法人 明専会

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第68回響洋会出席報告

2020/02/23 文責者:木原(開土58)

 

 令和2年2月18日(火)18:00~20:20、北九州市小倉北区の小倉飯店にて、第68回響洋会(北九州地区交流会)が開催され、15名が参加しました。
 今回の講演は、響洋会のメンバーの陣内 靖介(じんのうち やすすけ)さん(特:九州工業大学)による「四国遍路」でした。
陣内さんが四国遍路を始めたのは、平成12年頃にお義母様から連れて行ってほしいとの願いに松山近在の霊場4,5ヶ所を案内したのが発端で、その後の出張の際に偶々通りかかった一番霊山寺を見てその魅力の記憶が蘇り、退職で時間が自由なったを幸い、これまでに八十八霊場を中心に別格二十霊場や百数十ヶ所のお大師さん御霊蹟などを交えて四国一周の巡拝が23回、延べ参拝霊場数は2千を超えるでしょう とのことでした。
 講演では、
 ・元々寺の順番や序列はなく、江戸時代に入って庶民が唯一旅ができる寺社参りが普及し、
  1番から88番の札が付けられたこと、
 ・寺の序列はなくお参りする順番は定められていないこと、
 ・寺での作法や装束・菅傘について
 ・最近は外国人も多いこと
などを、文献やご自分で撮影なさった写真を交えて、パワーポイントで紹介していただきました。
 また、納経帳も回覧していただき、訪れたことを証明する印で真っ赤になっているページがあることにも驚きました。

 北九州からは、東九州道~佐賀関~佐多岬半島のフェリーが便利であることも聞き、機会を作って行ってみようかと思いました。

 

 

 

 

 講演の後は、嶺 勝敏さん(二テS24・91歳)の乾杯の発声で、懇親会に移りました。
 私も昨年の5月以来の出席で、響洋会の皆さんと久々にお会いでき、あいさつ回りをするなどして、楽しい時間を過ごすことができました。

 次回は、5月19日(火)に開催予定です。
 講演者は、富田 侑嗣 さん(機械S40・元大学)に、「学生時代の九工大」と題してご講演いただく予定です。

 

 

 響洋会は、北九州地区在住の60歳前後以上(原則)の明専会会員(登録会員数:50名弱)を対象として、小倉で年に4回開催しています。昨今は、実質的な退職年齢が上がったこと、響洋会設立時のメンバーが高齢化したこともあり、出席者が減少傾向なので、新たな若い方の参加も受け入れたいとのことです。
 会の締めに原田準一(カS23)さんから、「出席者が少なくなったが、響洋会を今後も続けていこう」 とのお話もありました。
 参加希望の方は、事務局の北島さんにお問い合わせ下さい

~ 連絡先 ~
  響洋会事務局・北島 保和(機36卒)
  メールアドレス:y.kitajima@mbh.nifty.com

( 文責:木原義幸 開58、理事・小倉支部事務局、北九州市役所勤務 )

 

 

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