第19回「めいせんnet」を

　　　2022年07月01日（金）20:00～21:00

　　　　　　　　　　　　　　　　に開催します。
　参加に所属支部、出身学部等の制限はありません。　お気軽にご参加下さい。
 
◆テーマ：「『旧安川邸利活用事業』 その経緯と今後の目標」
 

◆講　師：内田 明裕 氏　風景計画研究所 代表

　　※ 紹介者　木原 義幸（開土1983）
　　　　明専会 理事、北九州支部 事務局
　　　　北九州市役所 港湾空港局 勤務

◆開催場所：Zoom
　　Zoom参加情報は、Facebookグループ「明専会Allmembers」に掲載しています。
　　　※　Facebookグループ「明専会AllMembers」をご覧になれない方は、
　　　　　meisen.kitaq5@gmail.com へ、
　　　　　氏名、卒年、卒業学部・学科　を添えて、お問い合わせください。
 
◆参加費：無料
 
◆内　容：

　今年（2022年）４月１日、北九州市戸畑区・西日本工業倶楽部に隣接する「旧安川邸」がリニューアル・一般公開が開始されました。

　「旧安川邸」は、1912年（明治45年）、九州工業大学の前身・明治専門学校を創立した安川敬一郎氏の居宅として建築され、三男・清三郎氏、孫・寛氏に引き継がれました。
　寛氏永眠後の2004年（平成16年）以降は無人となり、土地と建物の所有が安川電機に引き継がれました。
　その後、安川電機と北九州市役所が協議し、文化的な価値と観光資源としての価値を活かし、喫茶や飲食が楽しめる施設として整備し、管理運営は民間活力を活用することとなりました。

　北九州市は、建物の改築設計や庭園の計画・設計を行うとともに、施設を管理・運営する指定管理者の選定を進めました。
　その結果、2021年（令和３年）12月に、一般社団法人西日本工業倶楽部が指定管理者の優先交渉権者に決定されました。

　講師の内田氏は、平成29年度以降、ハード面として、名勝・史跡の登録を念頭に置いた庭園の発掘調査、庭園の保全改修計画・設計の立案、工事中は「意匠監理者」として現場の監理に携わりました。
　ソフト面では、旧安川邸と旧松本家住宅を両輪で運営することが望ましいとの考えと、旧安川邸について長く関わってきた強みがあることから、西日本工業倶楽部との協働の体制を構築しました。

　公募提案書においても施設運営の基本理念や運営方針の立案に関与し、優先交渉権者に決定後は、施設の管理・運営における事業計画に参加しました。
　一般公開後は、各種イベントや企画の立案・実施計画作成、旧安川邸の建物や庭園、安川家の歴史について、運営スタッフの教育の他、来館者に対するガイド役として参画しています。

　　今回は、以上のような九州工業大学に縁のある「安川邸」の魅力やリニューアルの経緯、今後の想いについて、語っていただきます。

　参考：北九州市ＨＰ＝　https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kensetu/05900165.html
　　　　旧安川邸ＨＰ＝　https://www.yaskawatei.org/

以上